6/25の日記
今朝方の夢は大変恐ろしかった。
部屋のトイレから出て玄関の前を通り部屋に戻ろうとすると、現実にはそんなところに置かれてはいないゴミ箱が横倒しになって中のゴミが玄関に散っていた。
おや?と思いながらもゴミを拾って戻しつつ、ふと目をあげると目の前の玄関のドアが薄く開いている。
…………
ほんの一瞬考えて、ハッと部屋の方を見ると私がトイレに入っている間に侵入したらしい知らない男が部屋を物色しながらちょうどこちらを見ていて、私と目が合うとニヤリと笑った。
私は外へ転がり出て、逃げようとしたけど力が入らず動けなくなってしまった。
スマホを取りに部屋に戻ることもできず、どうすることもできないでいるうちに部屋から侵入者が出てきて「やらなければやられる」という恐怖に駆られた私は落ちていたビニール傘を手にとって男の喉に突きつけた。
喉仏を押さえればなんとかなると思っていたのに、ぐいぐい押し込んでも男には何のダメージもなく平気な顔をしていて、あ、これは終わったと思った。
周囲に危機を知らせなくてはと声をあげようとするのだけれどどんなに叫んでも息が漏れるような音しか出ず、それでも叫ぶのはやめなかった。
そこまでで目が覚めた。
ところで今日は職場での最近の窮状を上司に訴えてみた。
今すぐの解決は得られなかったけれど上司は思ったより話を聞いてくれた。
私のせいで他の人に影響が出るかもしれないと思うと心苦しく黙っていればよかったかなと思ってしまうけれど、たまには「自分が我慢すればそれで済む」以外の道を選ぶのも人生経験だろう。
あとはなるようになれ。
勢いづいて久しぶりに友人に連絡をした。
話したり笑ったりできてよかった。
本当によかったよ。
おわり。