福島の旅 4

友人との最終日。

 

私の数少ない沼の引き出しの中で一番美しいと思っているのが土湯温泉の近くにある女沼。

友人にもぜひ見せたいと朝から出かけたところ…

 

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なんも見えねえ…

 

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あの世かな?

 

確かに天気があまり良くなかったので朝もやが立ち込めていたらきれいだろうなと狙って行ったところもあるんだけど、立ち込めすぎだった…

もう少し視界がいいと山に囲まれた沼がとても美しいのだ。

あたりに他の沼や滝がありハイキングコースになっているとのことでいつかは歩いてみたいけれど、熊目撃情報があって怖い。

 

土湯温泉の街も歩いてみた。

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幼少期の多感な時期温泉街で育ったせいかこういった川を挟んで両側に温泉宿が立ち並ぶ光景が好きだ。

 

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坂の上のお堂を見に行ったり足湯に浸かったりした。

 

ところで私はこの土湯温泉の「きぼっこちゃん」というキャラクターを一目見た時から気に入ってしまい絶対グッズを買うぞと思っていて、お土産やさんに買いに行ったんだけどラインナップが少ない、そして地元の人もあまり推す気がない…

ゆるキャラグランプリで800キャラ中400位くらいでしたみたいなことを言われて一体どんな反応すれば良いのだ。

 

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こんなにかわいいのに…

 

午後は市街地へ降りてきて、これはちょっと誰にでもオススメできるスポットではないかもしれないけど古関裕而記念館を訪れた。

古関裕而は私が通っていた小学校の校歌を作曲した人ということで知っていたけど、県内でもあまり知名度はないように思う。

ところが来年の朝ドラのテーマに選ばれたということで、ほんの少し盛り上がっているようだった(それでもなおほんの少し…)

いつの間にか駅前に像もできていた。

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正直私も有名な作曲家というくらいしか知識はなかったけど、あんなに私も聞いたことのある曲を作っていたとは知らなかった。

記念館では曲の試聴もできて、聞いた中で一番印象的だったのは「スポーツショー行進曲」。

運動会で良く耳にするこの曲にこんなタイトルが付いていることも知らなかったけど、当時はこの曲について特に何か思ったりしたことはないけど当たり前のように外国の曲だろうとは思っていた。

解説によると古関裕而は日本のスーザと呼ばれていたとかでそれも納得。

運動会の記憶も薄れた今改めて聞くとメロディもさわやかで美しく転調も見事で良い曲だった。

人物もかなり魅力的のようで、これは朝ドラもちょっと楽しみだ。

記念館は無料で資料もたくさんあり、少しでも興味のある人にはとても楽しめるスポットだと思う。

 

あとはお土産などを見て友人は帰宅して行った。

私の福島旅はもう少し続く。