福島の旅 3
この日は会津若松観光。
会津若松は数年前に少しだけ立ち寄って街を歩いたことがあったけど、観光らしき観光はやはり小学生以来のことだった。
小学生の頃は大型バスで連れ回されるだけだった移動も今回は周遊バスを駆使して自力であちこち移動して、あまり計画的でなかったので無駄だらけではあったけど振り返るとそういうのが楽しかったりするものだ。
会津若松駅前からスタート。
駅前の赤べこがしゃべったり歌ったりするんだけど、キャラクター的な声質じゃなく一般女性みたいな感じなので何度聞いてもおもしろい。
今回赤べこのかわいらしさも再発見したな。
まず飯盛山に向かった。
私はさざえ堂だけでいいかなと思っていたんだけど同行の友人と一緒に白虎隊記念館なども見た。
それはまあね、会津といえばね。
これは白虎隊自刃の地だっただろうか。
拡大してよーく見るとお城が写っているはず。
白虎隊がお城が燃えていると見間違えた例のあれ。
そしてさざえ堂。
1796年建造のお堂、戊辰戦争でも焼けずに残って良かったな。
子供の頃にはおもしろさがわからなかったけど今ならこれこそもっと強くアピールすべき名所だと思う。
とにかく構造がすごい。
「昇降別々のらせん形通路により階段がなく一方通行で上下する」
文字ではなかなか伝わらないと思うのだけど本当に不思議でおもしろくて、今回一緒だった友人もそうだしさざえ堂を訪れたことのある人に聞くともれなく満足度が高い印象がある。
確かブラタモリでタモさんも楽しんでいたと思う。
観光名所としての佇まいが素っ気なさすぎるので、もうちょっとありがたそうな雰囲気を出してはいかがか。
お昼は城の近くでソースカツ丼を食べた。
ひとり旅では絶対にできないチョイス。
ありがたい…
鶴ヶ城。
数年前は外から見ただけで帰ってしまったので今回は天守閣に登ってみた。
子供の頃とは瓦の色が変わっただけでなく内部もきれいになっていたし展示も見応えのあるものになっていた。
刀のコーナーがすごい人気のようで何か有名な刀が展示されていたのかもしれないけど時間もなかったので素通りしてしまった。
最上階で、先ほどの白虎隊自刃の地あたりを見た。
きれいなお城だな。
特にお城好きとかではない私が今まで見た中で一番外観が好きなのは松本城なんだけどあの黒いかっこよさと真逆のような鶴ヶ城、どうしてこういう色合いなんだろう。
まさかかわいらしさを出してるわけじゃないと思うけど…
ここは子供の頃にも来たことがないし初めてだった。
暑さが限界になりかけていたので写真も撮っていないしあまり記憶もない。
撮っていた写真はこれだけ。
塀の小窓から見えるお城…
家老の屋敷だったはずだけど、お城遠いな。
通勤大変じゃないのかな。
また大きく移動して七日町方面へ。
正面から撮るのがなんとなく憚られこんな写真に。
斎藤一はいろんな作品に登場するけど決まってシュッとしたイメージのキャラのような気がする。
本当はおしゃれカフェなどいくつかめぐる予定だったんだけど完全に時間配分を誤りなんとか一か所だけ寄ることができた。
ここは野口英世が手術を受けた病院の建物とのこと。
中も落ち着いた雰囲気でステキだった。
このあたりレトロな建物を探して散策するととても楽しいんだけど今回はとてもそんな時間はなかった。
見られなかった場所ややり残したことがいろいろあるのでまた気候の良い時期に訪れてみたいなと思った。
この日はここまで。