伊豆の旅 6

旅の記録の続き。

滝の記録の続き。

 

この道中は本当に楽しかった。

前日にすでに散々楽しい思いはしていたものの、心のどこかでまだ「貧乏人が金かけてこんなところまで出かけてきて本当に良かったのか?」との思いが心に中にあったようだ。

滝をめぐる間にそれは完全に打ち消されて、山道を跳ねるように歩きながら「良かったに決まってるじゃん!」と心の中で繰り返し、そればかりかもはや声になって口から漏れていたと思う。不審者である。

 

興奮気味に森の中を進む。

 

エビ滝。

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これほんとにエビ滝の画像だったかな? というくらいなぜかこの滝だけ極端に記憶が薄い。

おそらくこの近くにとてつもなく美しい淵があったので目がそちらにばかり向いてしまっていたんだと思う…

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これは現実か?

 

吊橋の手摺が前日の雨で濡れていて、そんなのおかまいなしに袖をびしゃびしゃにしながら写真を撮っていた。

 

釜滝。

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高さが22メートルあるとのことで、これぞ滝! という迫力があった。

すごい高さだなあと見上げていた滝をまさかのちに上から見下ろすとは思いもよらなかったよね…そんな激しい登りルートとはね…

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いつの間にかあんなに下に…

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滝の先にあった猿田淵。

写真は全然だけどここもとても美しい淵だった。

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今回あらためて私は淵が好きだなあと感じた。

 

かなり高い場所まで登っていたんだろうなあ。

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おかしなめぐり方をしていたのでまた来た道を引き返し、最後の滝、大滝へ向かう。

大滝への道は温泉旅館の敷地内なのか、お客さん以外をあまり歓迎していないのかな? という雰囲気があった。

それとバスの時間が迫っていたこともあり、もう滝は十分すぎるほど見たことだしひとつくらいいいか…と捨てかけたけど、やはりこれは走って移動しても見てよかったと思う。

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高さも幅もある見事な滝なんだけど、何がステキって、水飛沫に虹がかかってるんだ。

 

今残っている写真を見ればやはり大滝が一番すごい滝に見えるけど、感動の記憶があまりない。やはり滝はそこに至るまでの道が重要なんじゃないか説。

 

バスで来るときに見えたループ橋、ここからも見えた。

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自然の迫力も好きだし、人工物の迫力も好きだ。

 

なんとかバスには間に合って、河津駅に戻った。

伊豆急下田に移動して、次の目的地へ。

 

つづく