伊豆の旅 2

旅の記録の続き。

もうブログ書くのが嫌になっちゃったので淡々と、とにかく最後まで頑張ろう。

 

宇根展望台をあとにして海沿いを港に向かっていると…

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犬がついてきた! なんで!?

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しばらく後をつけられていたけどそのうち飽きたのか自分の家に帰って行った…さよなら…

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旅の一期一会も経験し、いよいよ港へ。

何かの影響を受けているのか昔から鄙びた港でぼんやりしたりぶらぶらしたりしてみたいという憧れがあった。

ただ、港って関係者以外が立ち入っていいのか私にはわからなくて、前を通り過ぎてみたり遠巻きに眺めたりした後おそるおそる港に出た。

うろ覚えだけどぼくなつ2と似た雰囲気はあったと思う。

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ここもまた本当に美しい海だった。水底がこんなにはっきり見える海って今まで見たことあっただろうか。
きらきら光る小さい魚の群れや水面にさざなみが起こって風が渡っていくようすを見た。

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付近の何気ない風景の中にも驚きがあった。

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港を離れ、隣の城ヶ崎海岸駅まで行って電車に乗ろうと思っていたのだけど、まだしばらく海のそばを歩いていたい気分だったので駅へは向かわず「城ヶ崎ピクニカルコース」という道を歩くことにした。コースの案内を見かけるたび、今私はピクニカルなんだな…とよくわからないことを思っていた。
 
海辺の遊歩道くらいに考えて歩き始めたこのコース、とんでもなかった。
地学にそんなに明るくない私でもわかる、あたり一帯あからさまな溶岩だ。

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ごつごつ荒々しくて雄大で、波の音と風の音、時々小鳥の鳴き声がして、こんなところにひとり立っていると、なんだかもう自分がどこにいるのか何をしてるのか、何もかもわからなくなりそうだった。
たまに歩いている人もいたけど、基本的にはずっと空間も景色も独り占めしていた。こんな贅沢があっていいのか。

 

北側を見ると先ほど通ってきた展望台や港のあたりが遠くに見えた。

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しかし今改めて見ても一体何て景色だろう。

 
ピクニカルコースは門脇吊橋と門脇灯台へ続いていた。吊橋や灯台は観光地らしく、近くには駐車場があるのでたくさんの人で賑わっていた。たぶんこの周辺をちょっと見て帰っていくのだろうその人たちに、こんなところで満足してないでピクニカルコース歩いた方が絶対いいよ、ほんとにすごいよと声をかけて回りたい気持ちだった。

 

観光客のグループの中、ひとりでも吊橋渡っちゃうもんね。

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つづく