終わりについて
今一時的にツイッターをやめているから分量的にブログ向きじゃないこともここに書くしかないので書きます。
「トリック劇場版ラストステージ」を見た。
公開時に見た気になってて久しぶりにまた見るか、と再生してみたら全然内容を知らなかったから見てなかったらしい。
ながら見だったし今そのノリはどうなんだって感じもあったし、そこまで引きつけられる展開でもなかった、だけど最後まで見てやっぱりどんな形であれちゃんと終わりを見せてくれるのってありがたいことだよなと終わらないあれこれを浮かべながら思った。
終わりを作らないことで受け手側の中ではいつまでも続く、みたいな効果があるのかもしれないけど、私は作り手側から区切りはつけてほしいと感じている。宙に浮いたままは落ち着かないからな。
あと過去の映像と共に鬼束ちひろが流されたらもうぐっと来ちゃうよね、仲間由紀恵は同世代だからテレビシリーズの時から夢中で見てた自分も若かったんだろうなって、自分の人生の時間の流れも感じた。
ネガティブなことを言えば、4年前シリーズが終わると知った時、これ以上の年齢の女性が山田のキャラはキツいんだろうなと感じて同世代の女としてちょっと悲しかった。
定職もなく貧しい女、若くてかわいいキャラなら笑いごとで済まされるけど、きっといくら美人でも中年以降は哀れすぎるのだろう。そういうキャラのテンプレみたいなのもまだないと思う。
ただ、トリックが終われば山田はもう年を取らないけど、山田的な女の人生は続くのです。
話が逸れた、ここまで放置しててこんなこと言うのもなんですがとにかくひとつの物語の終わりを見せてくれてありがとうという気持ちです。